2010、夏

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すると…… 『キュイン❗』 「え?」 『イェーイ❗おめでとう❗』 『キュキュキュキュキュキュイーン‼』 「わわわっ⁉」 「な、なんだあ⁉」 ド派手な音が鳴り響き、ジュゴンが斜めに揃う。 「あ、当たった……」 ラウンドが始まる。 しかし、呆然とそれを見つめる3人。 遠巻きに見ていた店員、さすがに駆け寄り、助け舟を出す。 「ムギお嬢様、ここを狙って玉を打ち出してください❗💦」 「え?えっ?💦」 「ムギ、頑張れー」 「が、頑張れー」 リツ、ミオは、何も分かっちゃいないが、とりあえず応援。 ここで店員、退場。あまり干渉するのを止められているようだ。 「わ、玉がいっぱい出て来た💦」 「「おお~」」 何もしなければ…… 「わ、わ❗溢れちゃう」 「かき出すんだ、ムギ❗」 「はい❗」 ガシャガシャガシャガシャ❗ 「ムギ、玉打たないと❗」 かき出すので手一杯だったムギ、打ち出すのを忘れてた。 「え💦?は、はい❗」 下皿がいっぱいに。 「溢れるぞ、ムギ❗」 「ええーっ⁉💦」 「打ち出すんだムギ❗」 「えええーっ⁉💦」 「おお~、楽しそうだねムギちゃん🎵」 「ユイちゃん手伝ってー❗💦」 とっても楽しそうな4人だった。 <おしまい〉 ※あ○にゃんは都合により割愛。
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