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酒は主食だ
酒には肴がありご飯にはおかずがある。
何も食べないで呑む人もいるし、カクテルみたいに肴が必要無い酒もある。
しかし普通は食べ物との相性を楽しむのがグルメだし酒飲みの幸せである。
ところで酒の肴とご飯のおかずとは必ずしも完全に共通するものではない。刺身やおでんは別として例えば枝豆でご飯やパンを食べる人もカレーで酒を呑む人もいたとしても極めて希少な筈だ。
という事は酒も立派な主食と言えないだろうか?
液体だから食という言葉は一見相応しく無いが味噌汁やスープみたいな液状のものも食べ物に含まれる訳だし、米、麦、芋、蕎麦、とうもろこしなど主食と全く同じ原料から多くの酒が作られている。フランスではワインは味わうものとして考えられており、喉を潤すものに数えられていない。
だから食事の際、ワインと別にたっぷりのミネラルウォーターが添えられる。
面白い事に酒と同時にご飯や麺類を食べる人も希少である。やはり酒が主食だから主食対主食は合わないのではないか?
また先にご飯をそこそこ食べれば呑む気も失せる。
ただ問題は酒にはアルコールという厄介?な成分が入っていると言う事である。
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