第二章  不思議なひとり言

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第二章  不思議なひとり言

 ぼくがノロ・ウィルスというのに「やられて」、とにかく、救急車を呼ばなければならなくなったのは、5年前ほどのことでした。 ぼくはその頃、「彩玉教育ゼミナール」という「塾」で、講師をしていました。 「塾」って「子供たち」と直接接するでしょう?    ちょうどそのころ、「ノロ・ウィルス」というのが「流行」していて、冬講習中に、突然、生徒が「授業中に吐いてしまう」という事件が起きました。    塾長の許可をもらい、すぐに他の生徒を「家へ帰し」、教室閉めて、「自分ひとり」で教室を「清掃」しました。    大人ですから「抵抗力」あると思ったんですが、夜中、40度近い熱を出して、救急車で「病院」に入院する「ハメ」になりました。
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