第二章  不思議なひとり言

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 幸いというか・・・ 「和光病院」  の、診察カードを持っていたので、すぐに「受け入れOK」を出してもらえました。   病院に「急に」入院することになると、まずは、救急病棟というところに入れられます。。。    いわゆる「ER」と呼ばれる部屋です。  交通事故に遭った「外科」の「患者」さんなんかも入ってくるから、すごい「光景」が展開されています。  まさに、TVの「ER」そのまままの光景。  とにかく、この部屋で、ベッドに寝かされ、体温・血圧測定・心電図等の「検査」が行われ、自分で書ければ自分で、ダメなら看護師さんが代筆で「問診書」がつくられます。  それから、「よほど」のことがなければ、しばらく「放置」。  あとは必死に、「救急担当医」が来るのを待ちます。  担当医は一応診察して、次は、まあ血液検査・点滴、場合によっては投薬です。  薬は、「経口」の場合と「点滴に加えられる」場合が、あります。  さらに待つ。  まず数時間経過は覚悟。    救急担当医が「入院相当」という判断を下すと、入院承諾書やら何やら書かされ、ベッドが空くのを待ちます。   「和光病院」の場合は、ひと夜めは、本館A病棟2階のナース・センターのすぐ横、オープンにつくられた「大部屋」にはいります。  この部屋は、男・女の差別ありません。  次の日の「午前中」に主治医の先生が決まり、その病棟に移ることになります。
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