プロローグ

4/5
前へ
/6ページ
次へ
「わ、わたしですか!?」 すこし顔を赤らめてしまった。 「ははーん、君が今日から転校してきた三ツ木綾香ちゃんだね~」 なんで名前わかるの? 「ちょっと!正臣!三ツ木さんが困ってるよ」 竜ヶ峰くんがあわてて わたしを助けてくれた。 続いて正臣と呼ばれるその男は 「帝人ぉ、どうやら彼女、俺に惚れたようだ」 笑いながらわたしをみてくる 正臣くん。 「ない」 「あり得ませんよ」 竜ヶ峰くんと園原さんが 同時に冷たいツッコミを正臣くんに放った。 わたしはおもわず小さく笑った。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加