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高校までは自転車で8km
平坦な道を永遠と走る。
走り続ける恐怖は凄い。
終わりがないようで
その先に何もないようで
…なくていいのだが。
学校に着くと
綺麗な装飾を施した
校舎が目に入った。
こんな暇があるなら
設備をよくしてもらいたいわ…。
と心の中で言う。
学校敷地に入ると
高学年の男子生徒が
私の制服にリボンをつけにきた。
何故制服を着なければならないか
なんてことは思わないが
なかなか値段がする制服に
難無く穴を開けられると腹が立つ。
それにしてもこの男子生徒の
視線が気になる…。
その後、私は誘導された。
これからの生活の憂鬱具合を
考えながらついて行くと
いつのまにか体育館に着いた。
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