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もう限界…!!
綾香と花に嫌われたら私はお終いだょ…
私の足は勝手に屋上に来ていた。
私は落ちるか落ちないかぐらいの所に立った。
ここなら一瞬で死ねるよね?
家の事、友達の事も一瞬で忘れられるよね?
私は一歩踏み出そうとした。
「眞衣!!」
と私の後ろで叫ぶ声。
愁「何してんだよ!!」
と愁達が汗をかいて立っていた。
眞衣「なんで…
なんで止めるのよ!?」
私のホントの気持ち…
誰にも言えなかった気持ちが今なら言える…
司「なんでって!!
お前だからだろ!!」
どーゆー事?
私だから?
だって私は"いらない子"なのに…
眞衣「アタシが死んでも誰も悲しまない!!
どうせ忘れられるだけでしょ!?」
つい出てしまった本音。
パンっ
えっ…?
私の頬を叩いたのは…
龍君だった──────
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