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月曜日には、俺が担当させて頂いてるニュース番組がある。その日は毎回反省会もするので、終わるのは深夜の1時位になってしまうこともざらではない。
(ふう…、)
楽屋に入り、ソファーに腰を沈める。もう今日の仕事はこれで終わり。少しこの上で休憩してから帰ろうと考えていた時、俺の携帯から嵐の曲が流れ始めた。この曲はあいつの……。
「もしもし、」
『緋優くん?』
「俺の携帯なんだから当たり前だろ。俺以外が出たらどうすんだよ」
『確かに、そうだね』
そう言ってあいつは笑う。あいつは素直になれない俺を分かってくれているのかもしれない。前は俺の後ついて回って弟って感じがしていたのに、今ではグループの最年少なのに頼りがいのあるナイスな男になってる。でも、俺の方が年上だから甘えられねえし、まだあまり素直になれないのは事実なんだよな。
『あ、緋優くんお疲れ様』
「ああ、ありがと。…というか前こそお疲れ様、今日もドラマの撮影とかあったんじゃねえの?ニュース無理して見たりしなくても俺は、」
『うん、あったよ。でもね、ニュース番組って生放送でしょ?それって今の緋優くんが映し出されてるって事だよね?会えなくて忙しい時、それがさ、』
―― 俺の元気の源なんだよね。
…こ、こいつはっ。
なんでこういう恥ずかしい台詞を、伝えられるんだ。俺は心の中で思うだけでドキドキしっぱなしなのに、言葉でとなると恥ずかしさで死ねそうだ。…でも、今なら。今なら旬都に伝えられるかもしれない。
『あ、勿論内容だって見てるよ?緋優くんのイチメン分かりやすくて好きだし』
「…れも、」
『え?何?』
「俺も、旬都のやってるドラマを見てからニュース零やってんの。それを見てると、お前から力貰える気がするから……」
『っ、…もう可愛すぎ』
「んなっ、そんな訳ねえだろ!可愛くねえよ、ばかっ」
あまり言葉にして伝えられない俺だけど、旬都のこと凄く想ってる。この先もずっとずっと――。
(今日の零の緋優くん、)
(ん?)
(髪くるんって跳ねてた)
(……あ、バレた?)
(可愛いかったよ)
(~っ、可愛くねえっ!)
end(?).
――――――――――――
あわわわ。適当感MAX!!
とりあえず某雑誌に書いてあったドラマ見たテンションでニュースに出てるって言っていたのを書きたかった。後、0801の零の時の髪のはねぐあいも^q^
てかニュース零って……。←
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