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その場所には女子が2人座っていたが、涼は1人しか見えていない。
長い黒髪に、整った顔。
可愛いよりも、綺麗と言ったかんじだ。
しかし笑顔はとても可愛い。
涼がボ~っとその女の子を眺めているその頃、拓也は2人分の昼食を運んでいた。
拓「チクショー。昨日は勝ったのにな~。明日は涼に運ばせてやる。」
そんな独り言を言いながら涼がキープしている席に向かった。
そして涼が見え始めたとき、拓也は涼がずっと1つの方向を眺めていることに気づいた。
拓「ん?涼は一体誰に見とれてんだ。」
涼の視線を追ってみると、1人の女の子に行き着いた。
拓「あの子は確か…。なるほどね~。」
感づいた拓也は、笑顔になりながら涼のもとへ向かった。
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