出会い

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  ガシッ 「っ!!!!!!」 「なっ!!!!」 黄泉「…どうしたんスか?」 顔に直撃寸前で 先輩の拳を手で受け止める 「てめぇ…」 睨む先輩 俺はそんな先輩を 嘲笑うかのように口角を上げた 黄泉「その程度ッスか?」 「なめんなっ」 蹴りを入れる先輩 それを腕で受け止める 「チッ」 黄泉「先輩…正当防衛って言葉知ってますか?」 「はぁ?」 黄泉「俺に一発入れたって事は正当防衛成り立つってわけ」 そう言って 自慢の石頭で 先輩の顔を思い切り 振り落とした 「ぐおォォォ!!!!鼻が…鼻がァァァ」 鼻を潰された先輩は 地面にはいつくばった 先ずは一人… 「てめぇ!!何しやがるんだ」 黄泉「何って…」 ゆっくりと顔を上げて 先輩に笑顔を見せる 黄泉「正当防衛」 「なっ!!!!」 後ずさりする先輩 逃がすわけねぇじゃん 「ヒッ!!」 間合いを攻め 先輩を下から睨む 黄泉「俺に喧嘩売ったこと後悔しな」 「わ…悪かっ‥」 黄泉「しゃべってたら舌噛むよ」 力を込めて 顎に拳を入れた 俺よりも遥かに大きい先輩は 宙に舞いそのまま倒れ込んだ  
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