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緑「…もしもし?」
そう言っても返事はなくて
『やって聞こえへんねんもん』
横山くんの声が聞こえて
一緒にいることがわかった
亮ちゃん…横山くんと…ヤってるん…?
それとも…犯されとるん?
『…で何て言ったん?』
『き、もちくなりたぁぁぁあ!!』
俺でも聞いた事あれへん…
亮ちゃんのこんな声…
俺より…横山くん
『きぃくん!!ひぁっあん!
もっと…さわっひゃああ!』
そないに横山くんがエエの?
もうこれ以上は聞きたなくて
でもボタンを押せない自分
これ以上聞いたら…
ピチュッ…ピチャピチャ…
次に流れてきたのは
やっぱりあの音で…
横山くんと亮ちゃんの間で
出されとるあの音…
緑「亮ちゃんっ!?亮ちゃん…」
何回問いかけても
帰ってくるのは厭らしい音
緑「亮っ!!りょっ……」
最終的には電話を切られた
─────
───
─
夕飯なんか食べる気にならんくて
いつのまにやら
朝日がおはようしとる
今日がオフでほんま良かった…
ピーンポーン
時計を見れば早朝の5時で
緑「こんな早くに誰やねん…」
でも居留守は可哀想やし
思い腰をあげ玄関へ向かいドアを開けた
緑「……亮ちゃん」
、
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