召喚料500円の魔女

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「だって一回毎に一律500円って❗」 「あー、それは用も無いのに毎回毎回呼び付ける人間がいたからなー😒」 チクショー誰だそんな無意味な事しでかしたバカタリは💢 「だから金を取ることにしたんだよ。ちなみに今回の召喚料も頂いたからな?」 いつの間にか魔女の手には500円玉が握られてる。 「待てよ❗俺、願いを叶えてもらってない上に、まだ1円も払ってな―え⁉Σ(゚ロ゚)」 500円玉を入れてあるはずのズボンのポケットに手を突っ込んだが、無い‼ 魔女は直に俺に触ってないし、いくら五香でもそんな事はしない。というか、俺が気付かずズボンのポケットに手を突っ込む事自体ありえない。 「返せよドロボー💢」 「召喚料って言ってるだろ❗誰がドロボーだ💢」 「じゃあ、チ カ ン だな💢」 「なんでだよ💢とにかく私はお前の願いは叶えたんだからなっ❗もう帰るぞ💢」 バーン‼と魔女はデカイ音を立てて体育館の扉を閉めた。帰った様だ。 後は俺と五香が残された。
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