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松林先生の話が一通り終り、クラスのみんなはゾロゾロと教室を出ていく。しかし俺は五香と生活指導室に行かねばならないので帰れないぞチクショー(;´Д`)
―岡屋研一郎、現在の脳内BGM―
あーるー晴れたー
ひーるー下がりー
いーちーばーへつづーく道ー
「…研ちゃん…声に出てるよ?今はまだ昼前だし行く場所生活指導室だし。」
気が付けば五香が何故か俺と距離を置いて歩いていた。
だが、気にせず口ずさむ。
ドッドッドナドナードー🎵
ドナドナードッドナー🎵
「⁉Σ(゚ロ゚)」
五香がまた変な顔で俺を見た。その時可愛い下級生の女の子達が俺を見ながらクスクスと笑ってすれ違う。
ははーん?さては俺に惚れたのか、俺の歌声に聞き惚れな?
そんな事を思いながらニヤニヤしてたら、松林先生が勢いよく教室のドアから姿を現した😱❗
本当に神出鬼没だなぁ松林先生は😓先生じゃなくて忍者とか似合ってんじゃないだろうか。
「…お前、今忍者に転職した方がいいんじゃね?とか思ったろ?」
「いいえっ全然💦」
「何か廊下からヘッタクソな歌が聞こえるなと思って生活指導室から出て来たら、お前がニタニタと気持ち悪い笑顔で歌ってたんだよ(゚゚Ⅲ」
ドアの方を見てみると『生活指導室』のプレートがあった。歌ってる間に生活指導室に着いてた様だ。
しかし失礼な💢せめて嘘でも爽やかな笑顔とか言ってくれよ。
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