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「…まぁよく聞け五香。俺はとにかく魔女を此処に召喚する。呼び出す方法も見付けたんだぜ?スゲーだろ?」
そう言って俺は五香に召喚方法の書かれたメモを渡す。
「ちょっ……!!いくらなんでもおかしいでしょっ!召喚料金額500円って何よぉぉぉっっ!!?」
「おい、誰もいないとは言え此処は学校なんだぜ?あんまり叫ぶなよ。」
五香が驚くのも無理もないかもしれない。そのメモに書いてある内容は、
・白き魔女は異世界とを繋ぐ扉の番人なので召喚は観音開きの扉が好ましい
・白き魔女は人間とは異なる存在なので極力人の気配の無い場所で喚びましょう
・召喚料金は一回毎に一律500円用意する事(500円硬貨が好まれます)
「何て言うかリーズナブルじゃね?」
「いや、リーズナブルとかじゃなくて、普通何か生贄とかじゃない!?若い乙女とか………はっ!!研ちゃんまさか私は生贄に…!!」
「大丈夫だ誰もお前を狙わねーよ。むしろ逆に逃げてく。」
「どういう意味よっ(´Д`)=3」
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