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息子らに習わせていたフルコンタクト空手を、体力アップの為に自分も始めてみた21年9月。
ランニング、腕立て、腹筋、ミット蹴り。
ローキック、ミドルキック、ハイキック。
結構下腹に力が入る。
ひと月位した頃か、おならが、しかもかなり臭いのキツいものが、頻繁に出るようにってきた。
空手の基礎トレーニングもいつおならが出てしまうか気が気でなく、集中できなくなってきた。
気づくと、便がすっきり出ることがなくなってきていた。
便秘?
便秘なら便は出ないか。
同じ頃肛門付近が痒くなり、拭きすぎて 痛み、市販の塗り薬をたまに塗っていた。
そんな日が続いてまた約ひと月。
便は細くなり、とうとう、血が付着し始めた。
とはいえ、いつも血がついていたわけではなかったので、「痔でなかろうか」と思っていた。
同時に「もしや」という気持ちもあった。
実は、私は結婚生活の中で『抑うつ』『適応障害』と診断されて服薬される生活を4年以上続けていた。
旦那とは、別居中。
「もしも」
「まさか」
「でも」
「死んだら今の苦しさから解放されるね」
その時、私は
緩やかな自殺
を選択してしまった。
12月始め。
宗教にとち狂っていた旦那から、子ども宛てに、宗教色全開、洗脳する気満々の手紙が来て、止めてくれとメールをしたら、私にまでおかしな手紙を寄越した。
まずい
こいつに子どもを託しては
子どもらは壊れてしまう
私が病院に行くことを決めたのは、12月末だった。
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