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「ひっ!!」
思わず携帯を落としてしまった。
しかし落ちても尚、携帯は頭蓋骨を照らしていた。
えっと……
これって何処に電話すれば……
警察? 警察で良いのか?
警察に連絡するために、震える手を携帯へと伸ばした……
すると……
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!
と、何かが歩く音が聞こえた。
友人が帰ってきたんだと思い、俺は携帯を取らずに振り返った。
「おい! こ…人の頭蓋骨が…」
振り返った時に気付いた。
あれは友人じゃないと……
そこには、暗い緑色の服を着て、アサルトライフルの様な長めの銃を持っている大人の人が歩いていた……
あれって……
『軍人』か……?
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