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そんな時だった!
何処からか、強い光が俺のことを照らした。
眩しくて思わず目をつぶると、聞き覚えのある声が聞こえた。
「おい、こんな時間に何してるんだ。もう20時過ぎだぞ!」
部活の顧問の先生だ。
強い光は先生の車のライトだったようだ。
「先生! そこに人の…人の頭蓋骨が…」
「何!?」
先生が車から懐中電灯を取り出し俺の指差した方を照らした。
しかし、そこには何も無かった。
ただ砂があるだけ。
他には何も無かった……
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