呼んでよ。

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    滴る汗。 下瞼に影を落とす長い睫。 引き締まった体。 全てが綺麗で、美しい彼は、この世の人とは思えなかった。 ……好き、大好き。 愛しい。 今にも口から溢れ出そうな想いを、胸の奥に閉じ込めて。 彼が与えてくれる、快楽の海に、私は深いとこまで溺れていった……―。 「夏南、エロすぎ」 情事後。 ベッドの上で、私を腕で包んでくれてる昂希君が言った。 一気に顔が熱くなった。  
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