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自宅に帰るや否、私はベッドにドサッと、うつ伏せで倒れ込んだ。
「…はぁ」
無意識にため息がでる。
何もやる気になれない。
次は、仰向けになって、ベッドの端から片腕をだらーんとさせた。
全部、だらーんって感じ。
「はは」
無気力って、こうゆうこと言うのかなとか思ったら、何だか笑えた。
相当。
ううん。
もっと、もっと、それ以上に私はあの話を気にしているようだ。
あの時。
私は、どうしたら良かったんだろう。
何で無理やり帰すことしか、しなかったんだろう。
ちゃんと、どうゆう事か彼に説明して欲しかったくせに、逃げ出した。
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