また一緒に。

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      すぐさま私の視界に笑顔が飛び込む。 「よかった、居ないと思った。 こんにちは」 訪問者はなんと…。 彼の同級生で、最近偶然にも同じマンションに越してきた、大倉さんだった。 「…こ、こんにちわ」 「突然でビックリした?」 「え、あ、まぁ…」 「だよな、ごめん。 遅ればせながらご挨拶」 まだ若干、戸惑いを隠せない私に、大倉さんは言いながら腕をあげた。 手には紙袋をもってる。 あー…。 そうゆう訳で、訪問したのか。 「まぁ知っての通り、大倉です。 よろしく。 これ良かったらどうぞ」 紙袋を私に差し出してきた。 その中に、何かが入ってるのは確実。  
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