また一緒に。

21/40
前へ
/506ページ
次へ
  「俺、高松とは連絡とってなかったけど。涼太とは、たまにとってたから」 「そう、なんですか…」 私の知らない間に…。 とゆうか、渚から全く聞いてなかったから知るはずもないんだけれど。 「つか、表で話そ? ずっとドア押さえて、しんどいだろ?」 そうだ。 私の今の状態。 言われてから、腕でドアを支えたままだったことに気付く。 しんどいというか、さすがに面倒くさいものがあるから、表の方が良いかも。 私は、コクンと頷いて、大倉さんと渡り廊下に出た。 廊下の壁にもたれる大倉さん。 私も、なんとなくもたれてみた。 人2人分ぐらいの距離をあけて。  
/506ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4027人が本棚に入れています
本棚に追加