寄生虫女

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ポップコーンのように弾けるライブ 私にはいつもの光景だし、愛の歌声は最高だった シルバーリングのファンになって8年、私は欠かさずライブやら、イベントには参加している お金のためにサーカス団に売られていく子供達の歌は哀愁一杯でいつも泣いてしまう こうやって、毎回私がライブに来れるのは、親に寄生しているからなのだ ブランド品には興味ないが、毎月それなりに服を買ったり外食したり… そしてきわめつけが、このライブであった 親は『もう30に手が届くのに情けない』と嘆く 弟は『たいして仕事できるわけでもないんだから、もう少し女磨けば?』と笑う 妹は『スキルアップのために何かしなさいよ。お姉ちゃんの年頃ってそんな時期じゃないの?』と呆れられる カウンターでビールを飲みながら私は思う 今更スタイル変える事ないじゃない?って 20歳の時からこうしてるんだもん。余計な事したら、精神破壊よ でも私は知らなかった。妹や弟が、私以上に努力をして、黙々と勉強して、スキルアップ目指して人生歩んでいるなんて… 後で私は思い知る事になる
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