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良太
「バカ野郎・・・。なら、最初からこんな事をやらなきゃよかったんだよ」
ナヒィス
「そうだね。でもね、僕はこうするしかなかったんだ・・・。・・・。ねえ、良太、君に最後のお願いごとを聞いてもらえないかな?」
良太
「な、なんだ?」
ナヒィス
「今から君に僕の力を一時的に与えて君をキュアクリスタルに変身できる力を与えるよ。そして、変身したら僕に向けて技を放ってほしいんだ」
良太
「な、なんで?!」
ナヒィス
「さっき、プリキュア達とネクサスが放った光で僕の完全なる無はいま一時的に抑えられているんだ。でもね、もう少しでこの完全なる無の力は僕の中で爆発してそして世界全体を無になるぐらいの崩壊を招いてしまうんだ・・・」
良太
「な、なんだって?!」
ナヒィス
「だから、僕は最後に君の無の力でこの力を封じてほしいんだ。そして、僕を浄化させてほしい。僕が消えれば世界は元通りになるから・・・」
良太
「そ、そんな事って・・・。できるわけないだろう・・・」
ナヒィス
「でも、君がやってくれないと世界は救えないんだよ・・・。僕は、君の手で僕を止めてほしいんだ。裏切ってしまった君へ最後の償いとして・・・」
ナヒィスが良太の手を掴んだ。
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