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ナヒィス
「良太。やるしかないんだ。さあ、君に最後の力を与えよう・・・」
ナヒィスは良太に力を送ると、良太は光に包まれ姿がキュアクリスタルになった。
ナヒィス
「さあ、僕に君の技を放つんだ!」
クリスタル
「くっ、ちくしょー・・・。ナヒィス! いくぞ!」
クリスタルは瞳に涙を流しながら構えた。
クリスタル
「光り輝く結晶を、その目に焼き付けろ! プリキュア! クリアクリスタル!!」
クリスタルは胸の結晶から結晶のかけらをナヒィスに向けて放った。結晶がナヒィスを包み込むとナヒィスは結晶に閉じ込められた。ナヒィスは結晶の中で優しくほほ笑んでいた。
ナヒィス
「良太。ありがとう・・・。そして、さようなら・・・」
結晶は光り輝きナヒィスを浄化させながら綺麗に砕け散った。結晶が砕け散るとそこからまばゆき光の粒が地球全体に放たれた。光の粒は無の力によって破壊されたものを元通りに直していった。クリスタルはナヒィスが消滅した瞬間良太に姿を変えた。良太は砕け散って行ったナヒィスを見つめ。涙を流し続けていた。
良太
「ナヒィス。ありがとう・・・」
他の皆は良太のさびしい背中を見続けた。
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