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クリアス
「私は何も奪いに来てはいない。私は、君達に告げに来ただけだ」
ナッツ
「何を告げに来たんだナツ！」
クリアス
「私は、いまから、プリキュアとして戦った者を倒しに行くだけだ。だが、プリキュアになるためには君達の力が必要になるだろう？ だから私は告げに来た」
タルト
「プリキュアって！ まさか、ピーチはん達や他の皆を襲う気かいな？」
クリアス
「そうだ。いま、別の場所で、私の仲間が彼女達をつけているだろう。そして、仕掛けようとしている・・・」
タルト
「なんやと！！ ピーチはん達が危ない！ はよいかな！」
クリアス
「安心しろ。君達ふたりは、その者達のところへ飛ばしてやる！」
クリアスは、右手をかざし、タルトとシフォンの体を浮かせた。
タルト
「わぁ！ なんやなんや！ 身体の自由が気かへんで！」
シフォン
「キュア！？」
シプレ
「タルト！」
コフレ
「シフォン！」
クリアス
「さあ、飛ぶがいい・・・」
クリアスが、右腕を下げると、タルトとシフォンは皆の目の前から姿を消したのであった。
ミルク
「タルトとシフォンが消えたミル！？」
ポルン
「ふたりに何をしたポポ！」
クリアス
「さっき言ったとおりだ。お前達も、他のプリキュア達の所に飛べ！！」
その他の皆もそれぞれの場所へ飛ばした。
クリアス
「ふっ。すべて行くべき場所に行ったか。すべてはクリスタルのために変わりつつある・・・」
クリアスはスイーツ王国を去って行った。
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