第2話 4つの絆! プリキュアに再び変身!

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 皆が、この場を楽しんでいる時に、近くの木々の中では、灰色のコートを来た者が一人、陰から怪しく見つめる。 ??? 「これが、人間の笑顔か。しかし、実に純粋な物だな。この笑顔壊す権利は私には無いのだが、仕方が無い、やらせていただこう」  その者は、コートの中に手を入れ、怪しげな小瓶を取り出す。 ??? 「こいつらには、たしかこれだったな。我が悪の僕よ、力を与えよ!」  小瓶は、公園にある噴水に接触し、浸食していく。そして、ナケワメーケに変わっていく。 ナケワメーケ 「フッシャー!」  突然の異常に、ラブ達は気付く。 美希 「あ、あれは!?」 祈里 「な、なんで?」 せつな 「とにかく、逃げなきゃ!」 ラブ 「逃げよう! 皆!」  ラブの呼びかけに、大輔達も気づきはじめる。 カオルちゃん 「ドーナツ作っている場合じゃねえなガハ!」 良太 「ば、化け物?」 裕喜 「な、なんだよ!」 健人 「せっかく、楽しくドーナツを食べていたのに・・・」 大輔 「良太、逃げるぞ!」  皆は、一緒に逃げて行った。 逃げる中で、ラブ達は疑問に感じていた。 祈里 「どうして、ナケワメーケが?」 せつな 「メビウスは倒したはずなのに。もしかして、ラビリンスの残党?」 美希 「でも、私達、今は変身できないわ!」 ラブ 「でも、何とかしないと」  話していると。ナケワメーケの攻撃がラブ達に襲いかかる!  ラブ達は攻撃に巻き込まれる。 皆 『きゃあ! /うわぁ!』 ラブ 「み、みんな!」  ナケワメーケ攻撃に、カオルちゃん、大輔、裕喜、健人は意識を失う。良太は、意識を失った皆に声をかける。 良太 「大輔! 裕喜! 健人! おじさん! くっ、化け物め! いや、今は逃げないと! 皆、手を貸してくれ!」  声を掛けるが、離れている。 良太 「離れている?」  良太の姿を灰色のコートを来た者が見つめている。 ??? 「あ、あれは・・・。少年? ・・・なるほど。あれは、我らの・・・」  一方、ラブ達はナケワメーケを前にして、困っていた。 祈里 「どうしよう」 美希 「今の私たちじゃ、何も・・・」 せつな 「こんな時に」 ラブ 「リンクルンがあったら!」
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