鬼の副長 いらっしゃーい

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「お、お前けっこう間抜けな声出すんだな...くくっ...」 あたしの顔をちらちらとみるたび笑いをこらえる これが普通の男だったら殴ってるよ ただ、あたしが好きな新撰組 ましてや土方歳三だからそう下手に手は出せないわけで.... べ、別に腰にある刀にびびってる訳じゃないんだから! と、一人頭の中で会話している内に足の痺れが治ってきた 「なんだ、もう痺れが取れてきたのか」 そう言いながら足をツンツンとつつく 痺れが取れてきたあたしにはもうどうって事はない 平然としたままでいるが、不意に土方が不思議そうにした行動にあたしは叫んだ 「せ...」 「せ?」 「セクハラァ!!!」 .
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