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出逢い
それは高校時代からの悪友
小田桐からの電話からだった。
小田桐『今度さぁ会社の同期の女の子と遊びに行くねんけど、一緒に来てくれへん?』
僕『えーけど…まだ研修期間中ちゃうん⁉手早いな💦3人で?』
小田桐『うーんと…4人。向こうも友達連れてくるって』
僕『Wデートみたいなもんか?』
小田桐『うん。実は告白して2回振られてるねん💦だから上手く行くようにおまえも頼むわ❤』
僕『2回振られてるんかい💦まあ3度目の正直て言うしな💧🆗わかったぁ😃✋』
小田桐とは高校1年のクラスメート。
高校時代の初めての友達で、入学式の帰り、ひとりで寂しく駅のホームに佇んでいる僕に気安く話掛けてきたのがきっかけで仲良くなった。
もともと人と話すことが苦手な僕にとって、彼のような人懐っこい奴は嫌いじゃない。
モテない君の僕にとっても、眉唾的な話だったので当然二つ返事だった。
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