グループ交際

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グループ交際

それから4人で遊ぶ機会が増え、次第に仲良くなった。 僕的には、4人で遊ぶのは楽しかった。異性に対し変に緊張したりして話しかけるのが苦手だったのが自然に話しかけれるようになった。 小田桐様々である。 小田桐は、ゆうこちゃんと2人っきりのデートを目論むが、相変わらず上手く交わされ、結局4人で遊ぶしかなく… 誰が見ても脈はなかった。 そんなある日なみちゃんから電話があった。 なみ『今度さぁ芋君家行っていい?』 僕『いいけど』 なんとなく好かれてるなって思ってた。 でも、僕には友達としての感情しかなかった。 一緒にゲームして映画見て ふいになみちゃんがベッドに寝ころんだ。 なみ『芋君も寝ころびなよ』 僕『あぁ』 少し離れ気味に寝ころぶ僕。 僕を見つめるなみちゃん 目を合わさない僕 なみ『芋君て彼女いる?』 僕『いないけど』 なみ『じゃあ好きな子は?』 僕『今は仕事忙しいし』 しばらく沈黙 そんな空気が嫌で 僕『明日仕事やし送るわ』 と無理やり気味に切り出し 不機嫌そうな、なみちゃんをおいて外へ出た なみちゃん家まで、一時間半 会話もほとんどなく でも、そんな空気が嫌で 僕『夏バーベキュー行こうか』なみ『いいやん。皆で行こうよ』 少し和んだ気がした。 帰ってから小田桐にメール 僕『今度バーベキュー行こうよ』 小田桐『えーな。どうせなら泊まりで行こうや』 泊まりて…て思ったが、小田桐の進展しない恋も少しは光が差すかもと思い承諾した。
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