~序章~
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「えっ、いやっ! あのっ!」 「……まだ何かあンのかよ」 青年は不快感を隠すことなく返事をする。 「……こ、これから僕はどうすれば?」 「取りあえず呼吸を止めて二酸化炭素の削減にでも貢献すりゃいいンじゃねぇか?」 ――コツコツコツ……パタン 爽やかな笑顔と歪んだアドバイスを残し、その青年は奥の部屋へと入って行った。 「なるほど……つまり死ねと……」
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