夏休みの学校

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ご飯を食べ終えた私は、鞄を持ってそのまま玄関に向かった。 あっちゃんも付いてくる。 「…どしたの?」 少しビビりながら話す。 「帰り、何時になりそう?」 「…よくわからないけど、たぶん、夕方…。」 「そう。じゃ、気をつけてね。」 「う、ん…。いって、きます…。」 私は玄関のドアに手をかけ、家を出る。 学校に向かいながら、頭の中が混乱していた。 あっちゃんが、変。ううん、本来、これが『普通』、なんだよね? いつもの態度に比べると、拍子抜けした感じがあって、なんだか腑に落ちないのもあった。 まぁ、学校行っちゃえばあっちゃんに会わないで済むし、いっか。 なんて、あまり深く考えないことにした。
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