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羽塚「こら奈雲。昨日言ったでしょ?」
奈雲「??オレ何かした?」
羽塚「(奈雲は…天然なのか、ワザとなのか分かんないよ…)ま、いーや。奈雲、この子も紹介しとくね」
羽塚の言ってる事は良く分かんなかったけど、別に気にする事ないよね。
オレが羽塚の方を向いたら、目の前に、クリクリな目が可愛い顔があった。
奈雲「うわっ。びっくりした…。君は誰?」
?「ご、ごめんなさい…っ。羽塚君に押されて…」
オレの前にいた男の子はパッと離れて、羽塚の影に隠れてしまった。
奈雲「羽塚、オレ…嫌われてる…?」
オレは人に嫌われるのが大嫌いなんだ。
だからか、目頭が熱くなって来た。
それに気付いたのか、男の子は必死に弁解しようとして来た。
?「ち、違いますっ!」
奈雲「っ…だって逃げたじゃねぇか……」
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