2.クラスメイト登場

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それを見て、明科はびっくりして目を丸くしていた。 しばらく経っても明科が握り返してくれないので、オレはイライラして来ていた。 奈雲「明科!」 ムカついたオレは、明科の名前を呼んだ。 そして、思いっ切り明科の右手を握り締めた。 オレが手を握ったら、明科の身体はビクッと震えた。 明科「さ、さっ、佐倉君!?」 握ってみると、明科の手は案外男の子っぽくて。 しかも、オレより男の子の手だった。 明科、オレより背小さいのに、何だか負けた気分だ。 奈雲「ウケるっ!テンパりすぎなんだけど、明科」 明科「上目遣いしないでっ……////」 奈雲「は?」 オレは、明科の言ってる事が分からなくて、小首を傾げた。 ただそれだけなのに…。 羽塚「あぁもう、離れなよ」 羽塚に怒られた。
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