2.クラスメイト登場

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顔を上げた途端、オレの唇に、温かいモノが触れた。 オレは何がなんだかわかんない。 だけど、唯一分かるのは、目の前に綺麗な羽塚の顔がある、という事だけだった。 奈雲「―――」 オレは絶句。 いまいち、この状態が把握出来てない。 羽塚に……キスされてる…。 羽塚「あ…。泣き止んだ」 しばらくキスされて、羽塚はオレから離れた。 その後に、羽塚はオレに向かって、綺麗に微笑んだ。 その余りの綺麗さに、オレの心臓は跳ね上がった。 いやいや、何が心臓が跳ね上がった?! ヤバいだろ、オレ! 奈雲「羽塚…………何すんだっ!この馬鹿っ!オレの初キス返せ!」 オレから出た言葉が意外だったのか、羽塚は目を大きくした。
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