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顔を上げた途端、オレの唇に、温かいモノが触れた。
オレは何がなんだかわかんない。
だけど、唯一分かるのは、目の前に綺麗な羽塚の顔がある、という事だけだった。
奈雲「―――」
オレは絶句。
いまいち、この状態が把握出来てない。
羽塚に……キスされてる…。
羽塚「あ…。泣き止んだ」
しばらくキスされて、羽塚はオレから離れた。
その後に、羽塚はオレに向かって、綺麗に微笑んだ。
その余りの綺麗さに、オレの心臓は跳ね上がった。
いやいや、何が心臓が跳ね上がった?!
ヤバいだろ、オレ!
奈雲「羽塚…………何すんだっ!この馬鹿っ!オレの初キス返せ!」
オレから出た言葉が意外だったのか、羽塚は目を大きくした。
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