2.クラスメイト登場

13/15
前へ
/294ページ
次へ
奈雲「やだっ!…な、何すんだよ!?」 棗「てめぇ!碧南にベタベタすんなよ!」 奈雲「っな…。オレ別にベタベタ何かしてねぇじゃねぇか!」 棗「ふざけんなよ!?」 オレは何故か、棗の怒りを逆なでしてしまったらしく、棗がキレた。 そして、オレに思いっ切り手を振り上げた…その時。 碧南「いい加減にしろ!棗!」 オレの後ろにいた碧南が大声を出した。 それと同時に、教室に今まで居なかった羽塚がオレ達の方へ駆け寄って来た。 棗は静止していた。 そっか…。 棗は…ブラコンじゃねぇんだ…。 ただ純粋に碧南が好きなんだ…。
/294ページ

最初のコメントを投稿しよう!

354人が本棚に入れています
本棚に追加