2.クラスメイト登場

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棗「は!?…ちょっ…佐倉?!」 いきなり抱き着かれて、棗は焦っていた。 奈雲「棗…泣いてもいいぞ?オレのせいでごめん…。棗の事傷つけた」 棗「お前っ…まさか…」 奈雲「分かってる…棗の気持ち…」 棗「………っっ…!?」 皆に聞かれない様に、小声で会話していたから、皆は何も分かっていない。 棗がビクッと震えたから、オレは更に強く抱きしめた。 すると、腕が離れ、棗がオレの手を握った。 そして、教室から連れ出された。 それには、さすがに羽塚達も驚いた様で、目を丸くしていた。 でも、奈雲はそれに気付かなかった。
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