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棗「は!?…ちょっ…佐倉?!」
いきなり抱き着かれて、棗は焦っていた。
奈雲「棗…泣いてもいいぞ?オレのせいでごめん…。棗の事傷つけた」
棗「お前っ…まさか…」
奈雲「分かってる…棗の気持ち…」
棗「………っっ…!?」
皆に聞かれない様に、小声で会話していたから、皆は何も分かっていない。
棗がビクッと震えたから、オレは更に強く抱きしめた。
すると、腕が離れ、棗がオレの手を握った。
そして、教室から連れ出された。
それには、さすがに羽塚達も驚いた様で、目を丸くしていた。
でも、奈雲はそれに気付かなかった。
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