2.クラスメイト登場

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次の日 奈雲「羽塚、はよ」 オレはすっかり羽塚に懐いていた。 羽塚「おはよう、奈雲」 ?「おはよー佐倉君」 ?「おはよう佐倉」 ?「お、おはようございます…」 オレ、今羽塚に言ったのに何でこんなに返事が返って来るんだ…。 羽塚の周りにはすでに新しい友達が群がっていた。 その面々を見ると、皆カッコよかったり、可愛かったり。 まぁ、羽塚よりは劣るけど。 奈雲「お前等は?」 ?「へぇー♪この子が……ふぅーん……」 オレの質問は軽く流されてしまった。 ブスッと頬を膨らました。 奈雲「無視すんなよ」 ?「ゴメン、ゴメン。俺様は倉木椎名(クラキ シイナ)だ。よろしくな、奈雲!」 椎名は、見るからに"S"っぽい。 しかも、自分のコト、俺様って言ってるし…。 でも、すごく顔は整ってて、カッコいい系。 奈雲「よろしく、椎名」 椎名「--------ッ」 オレがそう言ったら、椎名の顔は見る見る赤くなった。 オレ何かしたか…? 奈雲「だ、大丈夫か?椎名」 熱でもあるのかと思い、背の高い椎名に届く様に、背伸びをして、手をオデコに持って行った。 あんまり背伸びしすぎて、オレは、バランスを崩してしまった。 その拍子に椎名に抱き着いてしまった。 奈雲「わっ!ゴメン椎名!」 オレは椎名からすぐに離れた。image=440412183.jpg
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