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誠「さぁて…そろそろ帰るか?」
辺りを見回すと綺麗な夕陽が僕らを照らしていた
久しぶりに見た夕陽は本当に綺麗で……
空と一緒に見た夕陽と同じぐらい綺麗だった…、
葵「?…來くん…大丈夫?」
來「ぇ…?」
葵「泣いてるよ…?」
そっ、と頬に手をやると、涙で手が濡れた
気付かなかった…
誠「來…」
葵「來くん…」
心配そうな眼差しを僕に向けてる二人…
來「大丈夫…目にゴミが入っただけだよ」
葵「嘘…だよね…?」
來「っ…ホント、大丈夫だから…それより早く帰ろ?」
葵「……ぅんっ」
もう少しだけ…
僕は空を信じていたい…
ホントはまだ僕の事を愛してくれてる…
そんな希望を抱きながら僕らは桜ヶ丘を降りた
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