第1章
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公園の入り口で立ち尽くした。 いつものギターケースを肩にかけて。 工事中と書いてある看板がたてられていたのだ。 こんな事は初めてだった。 急に居場所をとられたような気分になった。 ため息を看板に吹きかけ、公園に背中を向けた。 空には雲が招待されておらず、どこまでも青が広がっていた。 神様が青いインクを零してしまったんじゃないかと思うくらい。
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