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そのあと、真助が何か言っていたが何も聞こえなかった。
軽音楽部が無い………だと………嘘…………だろ?
そのとき、床が崩れ落ち、奈落の底に俺は落ちてしまった。
そんな俺を見てピエロが笑っていた。
その笑い声は冷徹で皮肉に満ちていて、まるで俺の今までの人生を……
「じゃあ吹奏楽部に入ってみる?」
「へ?」
真助の言葉で我に返った。
「いや、もういいよ…帰宅部になって外部でバンド組むから。」
「吹奏楽部はいいよ~、楽しいし、それに女子いっぱいいるよ。」
いや、人の話聞いてた?
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