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いや、待てよ。
女子が多い、てことは、女子とふれあう機会が多いってことか…
て、まてまて。
騙されちゃいかん。
「いや、いいよ。吹奏楽部なんて全然ロックじゃないし…って、あれ?」
また、真助がいなくなっていた。
すると、遠くで真助の声が聞こえる。
「前田先輩~、あの人が吹奏楽部入りたいと言ってました~」
おいおい、止めろって!!
すると、前田先輩はにっこりしながら、ズンズン歩いてきた。
「お前は本当に吹奏楽部に入りたいの?」
こう聞かれるとなかなか断りにくかった。
「……………え…あ…………………………………………はい、そうです。」
俺って本当に臆病だな…
「じゃあ今日入部届けを出して、来てな部活!
じゃ、楽しみにしてるから!」
前田先輩はどこかへ行ってしまった。
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