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「終わったようだな」
と、そう言いながら修也と咲さんが職員室に帰ってきた。
「そっちもか」
と僕は言った。
「そいつ……。死んでるのか?」
と咲さんが聞いた。
「あぁ…。死んでるよ」
「お前が…殺したのか?」
と咲さんが聞いた。
「あぁ…」
僕は答えた。
「どうして……。お、お前は人を殺しといて動じてないんだ?」
「………」
僕は答えなかった。
「………お前の周りには人死にが多いからな。中学の時だって…」
「黙れ」
修に対して僕は言った。
「あぁ……。悪い」
修は謝った。
あの事件は僕が最悪な結果に導いたんだ…
僕があの時…
今はまだこの事件を教えるつもりはない。
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