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ベッドに寝転び、お留守番の間の出来事を、あれこれと話す星那。
寂しいのを我慢して、待っていたんだと分かる。
星那は、ママっ子だから‥。
「オズ、あほやねん。セナちゃんのぬいぐるみ噛むもん!」
「セナちゃんが、お片付けしないからちゃう?」
「違うもん。セナちゃんが遊んでるのに、オズが取りに来るねん。」
「そっか。セナちゃんに遊んで欲しいんやね。オズは。」
話しながらも、あたしは、陽のことが気が気じゃ無くて‥。
やっぱ、無理にでも、うちに連れてくれば良かったかな?
イチャイチャを我慢して、三人で逢うべきだったかも‥
ナンテ、考えていた。
「ママ。ドラえもんって、ネズミに耳を食べられたねんて!」
「うん。可哀想やね。てか、セナちゃん、もぉネンネしよぉ。」
エンドレスかと思えるような星那の話が終わり、寝息を立てる頃には22時を廻っていた。
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