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「やられたわァ!」
「あざっす♪」
結果は、陽の圧勝だった。
修二は、空手以外のスポーツは苦手みたい。
あたしも軽く陽と卓球を楽しんだあと、修二達と別れた。
「ねぇ、陽。今から、どぉする?」
「てか、決まってるよね?」
あたし達は、コンビニでお菓子を買い込み、二人きりになれる場所に向かった。
「あー!やっぱり♪」
ホテルの部屋に入るなり叫ぶあたしに、不思議そうな顔をする陽。
「どしたの?ルナ。」
偶然にも、その部屋は、あたし達がリアルで初めて逢った日に入った部屋で‥
「陽、ここで、あたしに“デジャヴ”のこと、言ったよね♪」
あたしは、嬉しくなった。
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