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重なる素肌は、まるで、ひとつの細胞のよう。
違和感なんて、少しも感じない。
何度も何度も、激しい波を与えてくれる彼。
頭の中が真っ白になって、何も考えられなくなるあたし。
ただ、陽がすき‥。
その想いだけが、胸を埋める。
四週間の空白を消し去る熱いkiss。
飽くことなく繰り返される抱擁。
えっちは、愛情のバロメーターかも‥
陽に抱かれていると、あたしは、そんな風に感じてしまう。
それくらい彼は、愛してくれるから‥。
「ルナ。手、繋いで寝よう。」
「うん。」
陽の大きな手の暖かさを感じて、あたしは眠りに就いた。
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