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父親もこのころからようやく働きだした
でも、相変わらず酒を飲んで僕に絡んでくるのだけは変わらなかった……
僕が宿題をしていてもおかまいなく絡んでくる。
母に注意されても……
毎日、毎日…
これさえ耐えれば楽しかったので、僕は我慢した…
母に時々、愚痴を言っても
ほっときなさい、もう少しの辛抱だからとしか言わなかった…
僕はわかったと、しぶしぶ頷いた。
もう少し……
学校の近くに引っ越しするまでだろうか……
一体いつまでの我慢なんだろう……
一回、酔った親父に我慢の限界がきて
僕がうるさいっ!って言った時に親父は
父『誰に向かって言ってるんだ!』
と怒って僕を殴った。
それ以来、親父が怖くてずっと我慢してきた…
その時、僕は誓った…
いつか自分が大きくなって力をつけたら、こいつを思いきりぶん殴ってやると…
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