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朝一番に絞ったミルク。
焼きたてのパンに添えた苺ジャム。新鮮な卵をルゥリンはオムレツでアビィンは茹で卵にする。
食事が済むと、ルゥリンは薬の準備ができた事を伝えた。
「お役に立てば良いのですが…」
「もちろんです!何て僕は幸せでしょうか!」
アビィンは子供のように喜び、何度も感謝の言葉を述べた。
そして、別れの挨拶もそこそこに、町長を置いて一足先に帰路につく事になった。
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