◇Ⅰ◇薬師ルゥリン

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その刹那、何かがルゥリンの脳裏を掠める。 あれ?アビィンの輝く瞳が… 何かと似てる。                何だったろう?                 思い出せない事がもどかしい。 とても大事なことのように思えるのに…言葉にならない。 頭の中をよぎったものを掴む事はできなかった。                アビィンを追いかけて、尋ねてみたい衝動にも駆られたが… そんな事をしても、当人も分かるはずもなく、困惑だろう。
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