球技大会

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ガシャンッ! 「つめたっ!私も何か買おうかな」 私は真奈に頼まれたバヤリースとファンタのグレープを買った カチッ! ゴクッゴクッゴクッ 「あーうまっ」 部活が始まるまで時間ないしとっとと戻るか 私は少し早歩きして部室へと戻った その途中で見たことのない男女が教室でキスしているシーンを目撃してしまった 「あ////」 校内でなにやってんだか ドンッ バシャッ よそ見をしながら歩いていたら、何かに当たる音がした ゆっくり前を見てみると… 「冷たいんだけど」 「す、すみません!」 ある男子にファンタをぶっかけてしまった しかもその相手が… 秋 翔弥 最悪だ… この男は確かうちの学校では結構モテると真奈から聞いたことがある。 でも女たらしで自分に酔ってるとも真奈から聞いた。 つまりナルシスト 「あーあ、俺の制服ぬれちゃった」 「ごめんなさい、ついよそ見しちゃって」 「ついじゃないっしょ、クリーニング代払えよ」 「え?いくら?」 「3万出したら許してやる」 こいつ頭おかしいんじゃないの? 私は直感でそう思った。 「そんな大金持ってるわけないでしょ、3万も払えません」 「だったらあんたの身体で払う?」 「身体でって…!!!ばかじゃないの!」 「あ、もしかしてあんたうぶ?」 「ほっといてよ」 「へぇ~、今どきうぶ女なんて珍しいな(笑)」 「その制服脱いで、私が家で洗ってくるから」 「ここで脱ぐのか?」 「ばか!教室かどっかで体育着に着替えて来いっていってんの!」 「そんなムキになんなよ、女にモテモテの福岡夏美」 「なんで私のフルネームしってんの」 「あんた面白いね」 秋はそういうと私を人目に付かない校舎の裏に引っ張って壁に押し付けた いてーなこの野郎… 「俺、あんたみたいなの嫌いだわ」 「それは私のセリフだから」 「あっそ、んじゃ3万払ってもらえないし、身体でも無理っていうんだからこれで勘弁してやるよ」 「え…ん!!!!」 すると秋はいきなり私にキスをしてきた 「じゃあな、夏美」 「な、なに今の…」 私はしばらくその場から動くことができなかった ―――――――…………… ――――………… ―………
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