終わりが始まり。
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煙草を吸う。 ゆっくりと紫煙を吐き出す。 冷凍庫で冷やしていたズブロッカをグラスに注いで口に含むと、 喉が焼けつくような熱を持った。 一人で静かな孤独を味わうのも良いと思い始めたのは最近の事だ。 花火のように空に打ち上げられて瞬く間、 人の心を惹きつけて消える。 そんな恋ばかりをしていた。 私は今30歳を迎えようとしている。
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